会長挨拶
第35回日本女性医学学会学術集会
会長大須賀 穣
東京大学大学院医学系研究科 産婦人科学講座 教授
新型コロナウイルス感染症が世界で猛威を振るっています。会員の皆様もいろいろな形で見えないウイルスとの戦いにご尽力されていることと存じます。多くの医療従事者の皆さまの日頃のご努力に心より感謝申し上げます。
さて、第35回日本女性医学学会学術集会の開催にあたりましてご高配を賜り厚く御礼申し上げます。現在の感染状況に鑑み、今回の学術集会は従来の集合開催とは大きく異なる形式で開催させていただくこととなりました。
現地開催とともにオンデマンド配信を併用したハイブリット方式で開催することとし、現在鋭意準備を進めております。当日ご来場がかなわない参加者の皆様にも2020年11月21日(土)~12月11日(金)にWeb上で一部を除くほぼすべてのプログラムをご視聴いただける予定です。既にご案内しておりました2020年11月21 日(土)~22日(日)の都市センターホテル(東京都千代田区)での現地開催におきましては部屋ごとに定員を設けさせていただきます。密集を避けるためにも部屋ごとの定員がかなり制限されてしまいますことをご了承いただきますようお願いいたします。また、会場では3密を避けた工夫をしたハンズオンセミナーも開催を予定しております。なお、参加受付は感染防止のためすべて事前参加登録制とさせていただきます。会場での受付は対応できませんのでご了承ください。
今回のCOVID-19のパンデミックはこれまで埋もれていた現代社会の問題点を多々浮き彫りにしています。その中で、女性医学が社会で果たす役割がますます認識されており、女性医学はこれまでにまして重要な学問領域、診療領域となりました。年1回開催される本学術集会では日頃の研究・診療・教育の成果を発表し、我が国の医学医療の発展と国民の健康に貢献することが期待されています。
今後COVID-19感染状況によっては、現地開催がすべてWEB上の配信のみとなる可能性もございます。開催形態の変更がありましたら速やかにお知らせいたしますので、ホームページのチェックもお願い申し上げます。
会員の皆様におかれましては、ご不便をおかけいたしますことをお詫び申し上げますとともに、何卒ご自愛賜り、引き続きの本会の開催に向け、ご協力賜りますようお願い申し上げます。